ディレクトリ毎にユーザ名とパスワードでアクセス制限をかけて、メンバーページを作りましょう。
■ 設定方法
現在、図1のようなホームページ構成で、memberというディレクトリにアクセス制御をかける例を説明します。
図1
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まず始めに、.htaccess という名前のファイルと mypass という名前のファイルを作成します。
次に、アクセス制限をかける member の中に .htaccess と、public_html の外に mypass をFTP転送します。
ホームページの構成は図2のようになります。
図2
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■ mypass(認証ファイル)の作成
mypass には、ユーザ名とパスワードを保管します。
ユーザ名とパスワードは「:(コロン)」で区切られます。
複数のアカウントにする場合には、改行して次の行に記述します。
パスワードは、暗号化された文字列になります。
ユーザ名:暗号化されたパスワード |
※(コロン)の左側がユーザ名で、:(コロン)の右側がパスワードになります。
例えば、以下のようになります。
admin:2TZwLPP6fQYm2 |
<参考ファイル ← 右クリックして「対象をファイルに保存(A)...」でダウンロードできます>
暗号化されたパスワードは、以下のフォームから作成できます。
■ htaccess(アクセス制御ファイル)の作成
以下の内容の .htaccess を作成します。
Windowsでは .htaccess というファイル名が作れない場合は htaccess.txt などの仮のファイル名にして、FTPでアップロードしたあとにファイル名を
.htaccess に変更してください。
AuthType Basic AuthName MyPage AuthUserFile /home/ドメイン名/FTPログイン名/認証ファイル <Limit GET POST> </Limit> |
<参考ファイル ← 右クリックして「対象をファイルに保存(A)...」でダウンロードできます>
例えば、rose.ne.jp ドメインを利用し、ユーザ名が meg の場合は、以下のようになります。
AuthType Basic AuthName MyPage AuthUserFile /home/rose.ne.jp/rs-meg/mypass <Limit GET POST> </Limit> |
■ アクセス制御画面の確認
ブラウザからアクセス制限をかけるページにアクセスすると、以下のようなユーザ認証画面が表示されます。
登録したアカウント(ユーザ名、パスワード)でログイン認証できるか確認してください。
(Windows XP の場合)